VIPな三角点
この標石は、測量法に定められている永久標識(三角点標識)で、上面に+印で刻まれているのが三角点です。
三角点は、東京都港区麻布飯倉3丁目18番地内の旧東京天文台子午環の架台の中心点が日本経緯度原点として、全国各地に一等から四等までのものが設置され、その相互を結んでいる多数の三角網で国土全域がおおわれています。
 この三角点を基準として地図の作成や公共事業に必要な測量が行なわれるほか、地震の予知事業にも使われる極めて重要なものであることから通常基準点と呼ばれています。
  昭和44年に、この児童遊園の建設用地を調査するに当たっても、この三角点(当時は、現在の動物広場の位置にあったが遊園建設工事のため昭和47年3月現在地へ移設)を基準として面積測量を行なったものです。
なお、この三角点の位置は、次のとおりです。
 経度 東経137°9′30″.973
 緯度 北緯34°47′1″.484
 標高 72.35メートル
(経度1秒は、地球上で約30メートルに当たります)
            昭和49年10月 愛知県
とてもVIPなのは、愛知こどもの国・にじの広場にある四等三角点「東幡豆」
保護石4個に守られているにもかかわらず、周囲をリッチな生垣で手篤く保護されている。
更には、その前に昭和49年に愛知県が設置した「測量標石四等三角点(東幡豆)」の大きな案内板まである。
案内板には次のように書かれている。

 標石信仰な三角点
ときは遡り天平年間。
行基菩薩東國教化の砌り、聖観世音菩薩を彫って祀られたというこの山の頂に、一辺12cmの石が祀られている。
その周囲には環状列石と思しき四個の自然石が並び、更にそれを取り囲むように三州御影石の石碑、石柱が建つ。
石碑の文字を解読してみれば、次のようなことが書かれてあるらしい。

「ここに設置されている標石は三角点と言い、地球上の位置(緯度・経度)が高い精度で求められています。
三角点は私たちのくらしにも密接な関わりがあり、地震予知や地図作りを始め
いろいろな測量の基礎となる重要なものです。」

 巨大な三角点
まずは三角点の周囲をご覧いただきたい。
周囲は葱畑である。
その葱の大きさから推測して一辺150cmはあろうかというこの巨大さである。
遠目にはギネス級の標石なのだが、裏手に回って見ると中は空洞。
正体は嘗ての愛知用水の構造物であった。
但し、この上に登るのはなかなか至難の業。
上面には金属標が埋め込まれていた。

その名も「四等三角点 用水跡」

 籠中な三角点
標石自体は破損が著しい。
埋設されたのは明治20年、その後近年になってこの一帯が岐阜県により「生活環境保全林 かさはら潮見の森」として公園化された。
標石の破損はそれ以降のもので、恐らくは人為的なものと推測される。

標石周囲を檻で囲い、その周りを枝振りの悪い松の植樹で取り繕ってある。
恐らくは公園の美観という観点からかと思われるのだが、かなりの予算が必要だったのだろう。
いっそ標石交換した上で別の方法があったのではと考えるのは、檻の外の者の浅墓な考えだろうか。

「二等三角点 笠原村」



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